1.Web広告とは?
Web広告とは、インターネット広告、オンライン広告、デジタル広告ともよばれ、Webサイトやメールなどに掲載される広告のことです。

従来の広告とは異なり、ユーザーの年齢・性別や行動履歴、居住地域などを限定して出し分けられる「ターゲティング性」と、表示した広告に対し、ユーザーがクリックなどの行動で反応する「インタラクティブ性」がWeb広告の特徴です。

 

 

 

2.リスティング広告(検索連動型広告)
ネット広告の代表格です。

リスティング広告には検索連動型広告と、コンテンツマッチ広告がありますが、今回は検索連動型広告に絞ってご説明します。

 

リスティング広告

 

ユーザーが検索エンジンに入力するキーワードに関連した広告を出せるのが検索連動型広告です。
よく検索結果の上や右に表示されているものですね。課金方式は、1クリックごとのクリック課金になります。
「広告」というアイコンがつくのでユーザーには広告と知られているため、自然検索結果に比べてクリックされにくい傾向はありますが、SEOは施策をほどこしてから結果が出るまでに時間を要するため、即効性を求めるならリスティング広告を出すことをおすすめします。
リスティング広告で集めた一定量のアクセス結果を分析することで、設定したキーワードで流入したユーザーが離脱率や回遊率、CV完了数などにどれくらいの影響を及ぼすかを短期的にリサーチすることができます。このリサーチ結果をもとに、影響力の高いキーワードから優先的にSEO対策していけば、効率的に結果を出せますね。

 

 

リスティング広告のメリット
自発的に検索したキーワードに対して広告を出せるため、数あるネット広告の中でもかなりニーズの濃いターゲットに対してアプローチができます。

また、入札金額と広告の品質次第ではすぐにでも表示が可能なため、SEOなどと比較すると即効性があることも魅力的です。

 

 

リスティング広告のデメリット
運用コストと検索キーワードの分母限界があります。

運用コストに関しては、代理店に運用を任せる場合はもちろん、自社で運用する場合も、その分の運用コストがかかってしまいます。

検索キーワードの分母の限界とは、あくまで検索エンジンで検索されたキーワードに対して広告をかけていくので、そもそもキーワードの検索母数が減ってしまうと、その分表示回数が減ってしまいます。

 

 

リスティング広告の運用のポイント
リスティング広告を自社で運用する場合、デイリーで「入札管理」と「予算管理」を行うことがポイントになってきます。

「入札管理」では、成果の出ているワードの入札を上げ、成果の出ていないワードの入札を下げます。成果の出ていないワードのなかでも、獲得につながらないものは除外する必要が出てきます。

「予算管理」では、目標内のCPAで獲得できているのに、日予算がネックとなって件数が取れてないものをチェックし、日予算を上げます。

 

キーワードの選定・見直しも必要です。

毎月コンスタントに獲得できているワードに注力し、獲得のないワードは除外して、注力ワードを絞りましょう。

 

マッチタイプについては、獲得数の多い単体ワードで「完全一致」を設定し、ロングテールで獲得を狙いたいワードについては「部分一致」(「完全一致」と同一ワードで掲載されないために除外設定を行う)します。その中間ぐらいのゆるさで掲載させたい場合は「フレーズ一致」で登録しましょう。

 

リスティング広告について、詳しくは下記の記事もご覧ください。

リスティング広告とは?平均費用、キーワードの選定、平均数値などまとめました!

 

 

 

3.純広告
昔からあるネット広告の一種で、バナー広告やテキスト広告があります。

サイト内で決められた枠を一定期間買い取り、テキストや画像、動画で広告を表示するものです。

 

純広告

 

露出効果を狙って出すのが純広告で、その商品のことを知らない潜在層に対してアピールする効果が期待できまです。
エリアやターゲットの属性(年代・性別)など、セグメント化して出稿することも可能です。時間帯を絞って表示させる広告もあります。
純広告の契約形態としては、契約のクリック数を得るまで広告を表示するタイプの「クリック保証型」、広告やページの表示回数を保証する「imp・PV保証型」 、掲載期間が決まっている「期間保証型」 などがあります。

 

 

純広告のメリット
枠を一定期間買い取るため、一定のインプレッション(広告表示)が期待でき、まだ認知度の低い層を含め多くのユーザーにリーチすることができます。

 

 

純広告のデメリット
効果のあるなしに限らず費用がかかってしまい、CPA(1件あたりの成約にかかるコスト)の改善が図りにくいことが挙げられます。また、枠の価格が高価な場合が多く、それなりに予算を持っていないと利用するのは難しくなります。

 

 

純広告の運用のポイント
純広告の運用のポイントは、クリック単価・成約率などをKPIに設定してPDCAサイクルを回すことです。

もしも、成約率が低い場合は、配信先とターゲットにズレがないかどうか見直しを行ってください。同時に、ランディング先のWebページ、その先の申し込みフォームなどへの導線も見直し、離脱ポイントがないかどうかチェックしましょう。

 

 

 

4.アドネットワーク
複数サイトの掲載面に広告を掲載するネット広告の手法です。広告在庫をパッケージ化し、広告主に販売します。

 

アドネットワーク

 

さまざまな媒体への広告出稿を行うためには、それぞれのメディアとの契約が必要になるほか、各媒体に合わせた形式で入稿しなければならなかったり、料金形態もバラバラです。そこを一括して一社のアドネットワーク業者に任せることができるため、業務を効率化できます。
掲載後も、通常ならそれぞれのメディアで項目や形式の異なる広告効果データが届くところが、同形式のデータがもらえるので媒体間での効果比較もしやすくなります。
ただ、アドネットワーク業者が持つ媒体に一様に出稿されるため、本来はターゲットでなかった層に向けたメディアにも広告が掲載されるなどのムダも生じます。

 

 

アドネットワークのメリット
広告主は、メディアとの契約をせずに複数サイトに同時に広告配信を行うことができます。

 

 

アドネットワークのデメリット
媒体ごとの効果測定が行えないことや、そもそもどこのメディアに配信されたかがわからないことがあげられます。

 

 

アドネットワークの運用のポイント
アドネットワークの運用のポイントは、配信先媒体のチェックとフリークエンシー設定です。

アドネットワーク事業者によっては対応してもらえないところもありますが、定期的に配信先の媒体をチェックして、ターゲット層とズレがある場合は配信先リストから除外してもらいましょう。

フリークエンシー(一人のユーザーに広告をどれだけ表示させたか)設定については、回数の設定をチューニングし、少なすぎず多すぎずという回数を探し、適正な回数を表示させてもっとも興味を持ってもらえる数値に設定します。